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zoom RSS (今日の映画)カティンの森

<<   作成日時 : 2010/01/18 00:30   >>

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カティンの森 (2007/ポーランド)
Katyn

製作総指揮 カタリーナ・フカス・セブラ / ミハウ・クヴィエシンスキ
製作 ミハウ・クヴィエシンスキ
監督 アンジェイ・ワイダ
脚本 アンジェイ・ワイダ / プシェミスワフ・ノヴァコフスキ / ヴワディスワフ・パシコフスキ
原作 アンジェイ・ムラルチク
撮影 パヴェウ・エデルマン
美術 マグダレナ・ディポント
音楽 クシシュトフ・ペンデレツキ
衣装 マグダレーナ・ビエドルジカ
特撮 ヤレク・サヴコ
出演 アンジェイ・ヒラ / マヤ・オスタシェフスカ / アルトゥル・ジミイェフスキ / ダヌタ・ステンカ / ヤン・エングレルト / マグダレナ・チェレツカ / アグニェシュカ・グリンスカ / パヴェウ・マワシンスキ / マヤ・コモロフスカ / ヴワディスワフ・コヴァルスキ / アントニ・パヴリツキ / アグニェシュカ・カヴョルスカ / セルゲイ・ガルマシュ / ヨアヒム・パウル・アスベック

第二次大戦下、ナチス・ドイツとソ連の両方から侵略され、両国に分割占領されたポーランド。そんな中、ソ連の捕虜となったポーランド人将校のうち1万数千名の行方が不明となり、後にソ連によって虐殺されていたことが判明する。いわゆる“カティンの森事件”と呼ばれるこの悲劇は、ソ連の支配下にあった冷戦時代のポーランドにおいて語ることの許されないタブーとされてきた。本作は、自らの父親もこの事件の犠牲者の1人であるポーランドの巨匠アンジェイ・ワイダ監督が、そんな歴史的犯罪に改めて光を当てるとともに、国家の欺瞞に翻弄される犠牲者家族の苦悩を描き出す入魂の人間ドラマ。
 1939年9月、ポーランドは密約を結んだナチス・ドイツとソ連によって分割占領されてしまう。ソ連側では多くのポーランド人将校が捕虜となり収容所へと送られた。その中にはアンナの夫アンジェイやその友人イェジも含まれていた。一方、ソ連領に取り残されていたアンナと娘ニカは、1940年春にようやく国境越えに成功、アンジェイの両親のもとへと戻る。しかし、そこに義父の姿はなかった。彼はドイツ軍に逮捕され、収容所で命を落としてしまう。アンナは義母と娘と3人でアンジェイの帰りを待ち続ける。そんな中、1943年4月、ドイツ軍はソ連領のカティンで多数のポーランド人将校の遺体を発見したと発表する。その犠牲者リストにアンジェイの名前がなかったことに望みを託し、ひたすら帰りを待ち続けるアンナだったが…。


 アンジェイ・ワイダのこれまでの映画人生はこの作品を世に出すためにあったのではないかと思わせるほど、思い入れの強さが伝わってくる作品でした。ワイダ監督の作品だからこそ、この作品は日本でも公開されたのだと思いますし。

 自らの肉親の命を奪った事件を、その卓越した技量と名声によって世界中に、そして後世に残していきたいという意気込みが感じられましたね。また、この作品はドイツとソ連という大国の中間に存在するポーランドの苦しみ、悲しみを全世界に伝えてきたワイダ監督の総決算とも言えると思います。

 とにかく、この作品をこれから観ようと思われている方は必ず事前にこの事件について予習しておいていただきたいですね。ドラマとしては後味は悪いですが、「カティンの森事件」の悲劇性の全てをこの作品は描いていて非常に興味深い映画となっていると思います。

(7点)

 

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