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zoom RSS (今日の映画)デタッチメント

<<   作成日時 : 2011/10/29 11:13   >>

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デタッチメント(2011/米)

Detachment

監督 : トニー・ケイ
脚本 : カール・ルンド
エグゼクティブ・プロデューサー : エイドリアン・ブロディ
エグゼクティブ・プロデューサー : ピーター・スターリング
エグゼクティブ・プロデューサー : アンドレ・ラポルト
編集 : バリー・アレクサンダー・ブラウン
美術 : ジェイド・ヒーリー
作曲 : ザ・ニュートン・ブラザーズ .
出演 : エイドリアン・ブロディ/クリスティーナ・ヘンドリックス/ルーシー・リュー/マーシャ・ゲイ・ハーデン/ジェームズ・カーン/ブライス・ダナー/ティム・ブレイク・ネルソン

荒れた高校に赴任する代理教師の目を通じ、現代アメリカの教育現場の実態を描く。やる気のない生徒や、モンスター・ペアレンツの相手で極度のストレスに耐える教師たちをハリウッドの有名俳優たちが演じる一方で、リアリズムに徹した演出が光る。

監督のトニー・ケイ(『アメリカン・ヒストリーX』“Lake of Fire”)は臨時教師のヘンリー・バルト(エイドリアン・ブロディ)の目を通して、アメリカの教育システムを独創的かつ様式化して描く。ヘンリーは、短期間にできる限りのことを学生たちに授けながら、彼らの人生の局面に関わっていく。経営状態の悪いパブリック・スクールで仕事をするようになり、偏狭だった彼の世界は、出会った教師、生徒そして事務員たちによって次第に開かれていく。人との繋がりは必要と思う一方、他人との距離をますます取ろうとする現代人の感覚を、監督は描いている。


※東京国際映画祭にて観賞

 素晴らしい映画でした。日本も無縁ではない教育現場の問題を描くだけでなく、効率や利潤を求め人々を精神的に追い詰めていく個人主義で競争社会であるアメリカの病巣を鋭く指摘しています。そういう、目をそらしたくなるようなヘヴィなテーマを取り扱い内容もひたすら暗いのですが、卓越したセンスとエイドリアン・ブロディをはじめとする役者陣の熱演が我々観客の心を掴み最初から最後まで作品の世界に引き込まれっぱなしでした。そして、エンドロールの「マイ・バック・ページ」(ディラン版)ははっきり言って反則です。

 しかし、自由を守りながら無秩序を防ぐことの難しさを痛感しましたね。エイドリアン・ブロディ演じる主人公の言葉も含蓄があって心に響きました。また、完璧な人間など存在せず、誰もが何らかの事情を抱えながら日々生きていることも映し出していて少し心が楽になりました。

 トニー・ケイ監督の他の作品はまだ未見ですが、今度見てみます。この作品も間違いなく一般公開されるでしょうから、本当に多くの人に見てもらいたいですね。

(9点)

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