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zoom RSS (今日の映画)モンスターズ・クラブ

<<   作成日時 : 2011/11/25 22:42   >>

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モンスターズクラブ (2011/日)
Monsters Club

監督 豊田利晃
脚本 豊田利晃
出演 瑛太 / 窪塚洋介 / KenKen / 草刈麻有 / ピュ〜ぴる / 松田美由紀 / 國村隼

現代社会を捨て、雪山の小屋で自給自足の生活をしながら、企業やテレビ局に爆弾を送り続ける男。ある日、奇妙な怪物と森で遭遇する...。『青い春』『蘇りの血』の豊田利晃監督の最新作。閉塞した現代社会に生きる人々へ贈る、精神のサバイバルと、人間性の回復の物語。


 なんとまあ、ちょっとヒネた中高生が好みそうな中二病映画でしたね(個人的には嫌いでは無いですが・・・・)。ただ、瑛太をはじめとする出演者たちがちょっと綺麗すぎてややリアリティに欠ける感じなのが残念でしたね。
 
 ピュ〜ぴる の独特な美的感覚と冬山のコントラストや、宮澤賢治の「告別」を取り入れてるところなんかは結構面白さを感じました。

(6点)

告別  宮澤賢治

おまへのバスの三連音が
どんなぐあいに鳴ってゐたかを
おそらくおまへはわかってゐまい
その純朴さ希みに充ちたたのしさは
ほとんどおれを草葉のやうに顫はせた
もしもおまへがそれらの音の特性や
立派な無数の順列を
はっきり知って自由にいつでも使へるならば
おまへは辛くてそしてかゞやく天の仕事もするだらう
泰西著名の楽人たちが
幼齢弦や鍵器をとって
すでに一家をなしたがやうに
おまへはそのころ
この国にある皮革の鼓器と
竹でつくった管〔くわん〕とをとった
けれどもちゃうどおまへの年ごろで
おまへの素質と力をもってゐるものは
町と村との一万人のなかになら
おそらく五人はあるだらう
それらのひとのどの人もまたどのひとも
五年のあひだにそれを大抵無くすのだ
生活のためにけづられたり
自分でそれをなくすのだ
すべての才や力や材といふものは
ひとにとゞまるものでない
ひとさへひとにとゞまらぬ
云はなかったが、
おれは四月はもう学校に居ないのだ
恐らく暗くけはしいみちをあるくだらう
そのあとでおまへのいまのちからがにぶり
きれいな音の正しい調子とその明るさを失って
ふたたび回復できないならば
おれはおまへをもう見ない
なぜならおれは
すこしぐらゐの仕事ができて
そいつに腰をかけてるやうな
そんな多数をいちばんいやにおもふのだ
もしもおまへが
よくきいてくれ
ひとりのやさしい娘をおもふやうになるそのとき
おまへに無数の影と光の像があらはれる
おまへはそれを音にするのだ
みんなが町で暮らしたり
一日あそんでゐるときに
おまへはひとりであの石原の草を刈る
そのさびしさでおまへは音をつくるのだ
多くの侮辱や窮乏の
それらを噛んで歌ふのだ
もしも楽器がなかったら
いゝかおまへはおれの弟子なのだ
ちからのかぎり
そらいっぱいの
光でできたパイプオルガンを弾くがいゝ

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