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zoom RSS (今日の映画)白夜

<<   作成日時 : 2012/11/11 01:06   >>

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白夜 (1971/仏=伊)
Quatre Nuits d'un Rêveur
Four Nights of a Dreamer

監督 ロベール・ブレッソン
脚本 ロベール・ブレッソン
原作 フョードル・ドストエフスキー
撮影 ピエール・ロム
美術 ピエール・シャルボニエ
音楽 ミシェル・マーニュ / グループ・パトゥーキ / クリストファー・ヘイワード / ルイ・ギター
出演 イザベル・ヴェンガルテン / ギヨーム・デ・フォレ / J・M・モノワィエ / ジェローム・マサール

画家の卵であるジャックはある夜、セーヌに身投げしようとする少女マルトを助ける。彼女には一年前アメリカ留学に発った恋人がおり、二人が再会を約束したのがその晩だったのだ。青年は苦悶に沈む彼女を美しいと思った。そして、激しい愛の衝動につき動かされながら、努めて平静を装い、彼女の心が恋人から離れるのを望み、そこに罪悪感を覚える。'57年版と同じく、有名なドストエフスキーの悲恋小説を現代を舞台に翻案した、ブレッソンの覚醒した世界観を窺わす痛烈な作品だ。ヴィスコンティのロマンチズムはここになく、青年の盲愛が、彼の習性である思いのたけをミニ・テレコに吹き込むという形で、露骨に顕わになる様が見ていく苦しいほどだ。


 一見無機質ですが観れば観るほど味わいが深まっていく映画。いわゆる、「ミニシアター系」が好きな人なら必見の非常に個性的で洒落た作品です。レオス・カラックスの「ポンヌフの恋人」もこの映画に影響された部分があるんじゃないですかね。

 ポンヌフをはじめとするパリの街の映像が素晴らしいのが印象的でしたね。そして、感情を抑えたシンプルな演出でありながら、カメラワークや音楽、ストーリーのテンポ、テレコのような小物、リアルに響いてくる雑踏の音(ドキュメンタリー作品のようでした)等々を効果的に利用することで、人間の本能の生々しさを見事に描ききっています。

 
(8点)





 

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