(今日の映画)明日へのチケット
明日へのチケット (2005/伊=英=イラン)
Tickets
製作 カルロ・クレスト・ディナ / ドメニコ・プロカッチ / ババク・カリミ / レベッカ・オブライエン
監督 エルマンノ・オルミ / アッバス・キアロスタミ / ケン・ローチ
脚本 エルマンノ・オルミ / アッバス・キアロスタミ / ポール・ラヴァティ
撮影 ファビオ・オルミ / マームード・カラリ / クリス・メンジズ
美術 アレッサンドロ・ヴァンヌッチ
衣装 マウリツィオ・バジーレ / キャロル・K・ミラー
出演 カルロ・デッレ・ピアーネ / ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ / シルヴァーナ・デ・サンティス / フィリッポ・トロヤーノ / マーティン・コムストン / ウィリアム・ルアン / ゲイリー・メイトランド / ブレルタ・カハーニ / クライディ・クォラーイ / サニーイェ・デディヤ / アイーシェ・ジューリチ
エルマンノ・オルミ、アッバス・キアロスタミ、ケン・ローチという巨匠監督3人による夢のコラボレーションが実現した人生コメディ。ローマへと向かう列車を舞台に、偶然乗り合わせた乗客たちの様々な人生模様が鮮やかに紡がれていく。3監督それぞれが演出する3つのエピソードは緩やかに繋がり、全体として1本の長編作品を構成していく。
オーストリア西部のインスブルック駅。飛行機が飛ばず、出張先からローマへ列車で帰ることになった初老の大学教授。チケットを手配してくれた相手先企業の女性秘書に、知らず知らず淡い感情を抱いていた…。翌朝、列車はイタリアの小さな駅に停車した。太った中年女性が乗り込んでくる。彼女に付き従う青年フィリッポ。彼は兵役義務の一環としてこの将軍の未亡人の手伝いを命じられたのだったが…。一方、ビュッフェでは、スコットランドからやって来た若者3人が興奮を隠せずにいた。愛する地元チーム、セルティックがチャンピオンズリーグの準々決勝に進出する快挙を成し遂げたのだ。彼らは、対ローマとのアウェー戦を応援するため、なけなしの金で入場券と乗車券を買いこの列車に乗り込んだのだったが…。
やはり、サッカーファンとしては3話のセルティックサポーターの話が一番印象に残りましたね。最後にローマのサポーターが出てきた時はちょっと感動しました。
1話目(女優さんの大人の美しさが印象的でした)と2話目は何となく巨匠の映画という感じがしたんですが、いきなり雰囲気をガラッと変えてしまうとは恐るべしセルティックサポーターという感じですねw
(7点)
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