(今日の映画)ぼくの国、パパの国

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ぼくの国、パパの国 (1999/英)
East Is East

製作 レスリー・ウドウィン
監督 ダミアン・オドネル
脚本 アユーブ・カーン・ディン
原作 アユーブ・カーン・ディン
撮影 ブライアン・トゥファノ
美術 トム・コンロイ
音楽 デボラ・モリソン
出演 オム・プリ / リンダ・バセット / ジョーダン・ルートリッジ / ジミ・ミストリー

若き日にイギリスのマンチェスターに移住してきた、パキスタン人のジョージ。イギリス人のエラと結婚し、今では7人の子どもと生活している。ジョージは子どもたちを敬けんなイスラム教徒にしたいのだが、イギリス育ちの彼らはまったく関心がない。やがて、父と子どもたちの間に激しい騒動がまき起こる。
アユーブ・ハーン=ディンが大ヒット戯曲を自ら脚色し、新人ダミアン・オドネルが監督した、ユーモラスなファミリー映画。アジア移民が抱えるさまざまな問題を、戯画的に描写しながら明るく描いた手法に嫌みがなく、好感がもてる。イギリス本国では『アメリカン・ビューティー』をおさえ、英国アカデミー賞を受賞している。


移民家族のジレンマが上手く描かれていて面白かったです。ただ、コメディ調ではあっても、やはり自伝的な原作を基に作られるだけあって非常にリアリティが感じられました。
このお父さんも、奥さんがイギリス人(第2夫人みたいですが)だったり、パキスタン人コミュニティ外で商売(しかもフィッシュ&チップス)を営んでいたりと、かなり理解はある人だと思うんですけどね・・・・・。それに、移民コミュニティの外にいるからこそ、パキスタン人としてのアイデンティティの大切さを痛感している部分もあるんでしょうし。逆に子供たちも「自分はイギリス人だと」思いながらも、そう見られない現実とのギャップに悩んでいて、パキスタン的なものを忌み嫌っている訳で、実はお互いにわかっているのに、どうしても受け入れられず衝突してしまうところが非常に痛々しかったですね。
ただ、ここに出てくる子供たちも大人になった今、少しは父親の気持ちがわかってきたのではないかなと思います。(まあ、独善的であったり、奥さんに暴力を振るったりするのは良くないですが・・・)

(8点)

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  • 「ぼくの国、パパの国」②

    Excerpt: 1999年 イギリス 2001年1月公開 評価:★★★★☆ 監督:ダミアン・オド Weblog: 銀の森のゴブリン racked: 2007-10-20 17:52